サッカーは世界で最も人気のあるスポーツと言っても過言ではなく、日本においても日本代表の試合をはじめ、Jリーグや女子サッカーリーグ、天皇杯など、様々なサッカーゲームをスタジアムで楽しく観戦することができます。しかし、サッカーでは過激なファンがいるイメージもあり、初めての場合は少し不安を抱いている方も少なくありません。ここでは、初心者の方でも楽しく観戦できるよう、知っておきたいのマナーや注意点など解説したいと思いますので、是非参考にしてみてください。
1.サッカー観戦でのマナー
・選手や審判へのヤジ、誹謗中傷は絶対にやらない
味方選手の怠慢なプレーや相手選手からのラフプレー、審判の不可解な判定があった場合、腹を立てた過激サポーターたちから罵声が飛ぶことがよくあります。しかし、プロサッカー選手も審判も同じ人間であり失敗をすることだってありますので、ヤジや誹謗中傷は絶対にやめましょう。また、選手にとってはお互い負けられない真剣勝負の中で、どうしても激しいラフプレーやエキサイトしてしまう場合もありますが、それに観客も便乗し騒ぎを起こすことはお門違いです。これらの迷惑行為は多くの人を不快な気持ちにさせます。
・座席では基本座っておく
試合展開よってはエキサイトして立ってしまいがちですが、ゴール裏のサポーター席の人たち以外は基本的には座って応援するのがマナーです。
・ナイスプレーがあれば拍手を送ろう
ナイスプレーがあれば相手選手であっても拍手を送ってあげると、清々しい気持ちで観戦を楽しむことができるでしょう。
2. 注意事項
・雨の日はカッパやポンチョを着る
サッカースタジアムは基本屋外であるため、雨での観戦もありえますが、座席で傘をさすことはNGです。傘によって、後ろに座っている方の観戦の邪魔になることがあり、場合によってはトラブルの元になります。また、ゴールなど決まった際、興奮してつい傘を振り回したりすると大変危険であり、下手したら周りの誰かを大怪我させてしまう可能性もあるため、傘は持って入らないようにしましょう。
・カンやびんは持ち込めない
基本的にスタジアムはカンとびんはNGですので、ビールなどはスタジアムに入る前に紙コップに移した上で、入場することとなります。
3.ゴール裏のサポーター席に関して
・初心者にとってゴール裏のサポーター席はハードルが高い
ゴール裏の席は基本的に過激サポーターが陣取っている場所であるため、非常にピリピリとした雰囲気を感じます。そのため、初心者にとっては敷居の高さを痛感するかもしれません。試合中はずっと立ちながらの応援で、時には飛び跳ねたり、タオルを回したり、大声での歌やエールを送る場合もあり、体力を消耗するのは必須です。人によっては楽しく感じるかもしれませんが、嫌いになってしまう人もいるかもしれないので、最初はゴール裏以外の落ち着いた観客席で観戦することをおすすめします。
・相手チームのユニフォームを着てサポーター席に座らない
間違っても相手チームのユニフォームを着てゴール裏のサポーター席に座るような真似は絶対にやめてください。サッカー観戦に人生を賭けているような過激サポーターも中にはいますので、彼らを刺激するような行為はトラブルの元になります。注意しましょう。
4.まとめ
サッカー観戦はテレビでみるよりも迫力があり、ついつい興奮してハメを外してしまいがちではありますが、サッカースタジアムは公共の場であり、最低限のルールやマナーはきっちり守り、ゴール裏のサポーター席などの注意点も考慮した上で、楽しく観戦しましょう。